かぎろひ
今朝は4時に起きて“幻の?”かぎろひを観に宇陀市までドライブしてきました。
万葉集を学ぶ母がどうしても柿本人麻呂が詠った
かぎろひを観たい・なかなか観れるものではないらしい、と
2015年12月に初めて行って以来です。
かぎろひというのは当時、人麻呂が狩のため野宿していた時に観た情景を詠った時に使われた言葉で
諸説あり謎に包まれたままではありますが
一般的には
「(反対側に月を捉えながら)赤く燃えるような夜明けの空」という風に捉えられてるようです。
人麻呂が詠んだ同じ日(旧暦)にかぎろひを観る、という催しも
年末年始など行事が重なると人が来れないなどで
いつからか毎年2/11に固定されたとのこと。
(それってどうなんだろう^^;)
天候や気温など条件が揃わないとなかなか見れないかぎろひ、今年は第52回!
観れるような気がしてならない銀河定数!笑
しかし結果は普通の朝焼けでした。
2015年はもの凄くたくさんの人が居て店やステージもあったり賑わっていましたが
数年ぶりに行った《かぎろひを観る会》は少し寂しかったかな…。
人麻呂は今、どう思っているのでしょう?
あの世から観る私たちが滑稽で一句詠んでるかもしれません(^^)